Macを買ったら最初にすること¶
新しいMacbook を導入した。
ここに既存のmacbookからの乗り換え手順を記録する
特に2台目以降のmacに接続する時に役立つと思う
hardware; M2 Macbook Air, 8 core, 16GB
OS: macOS Ventura 13.2
まず初めにやっておいた方がいいこと¶
アンチウイルスソフトの導入¶
各自利用可能なセキュリティソフトを導入する。
理研の場合、情報システム部からアンチウイルスソフトの情報が手に入る。
time machineの設定¶
バックアップは必ず取ること
- 適当なHDDを用意する
- アプリケーション→ディスクユーティリティ
- 任意のHDD(SSD)をMacOSジャーナルで初期化
- 設定→time machine
- 初期化したHDDを選択
これでHDDを接続している間は勝手にbackupが作成される
キーボード、マウス、トラックパットの設定¶
システム設定→キーボード
リピート速度と認識までの時間
最速にするシステム設定→キーボード→入力ソース→編集
すべてoffシステム設定→キーボード→キーボードショートカット→修飾キー
Caps lockをcontrolに変更システム設定→キーボード→テキスト入力→入力ソース→編集
日本語ローマ字入力にて、入力モードをひらがなと英語を選択
「¥キーで入力する文字」をバックスラッシュに変更
「ABC」を消すシステム設定→トラックパット→軌跡の速さを速くする
システム設定→キーボード→キーボードショートカット→入力ソース
ctrl+spaceでの入力変換をoffにする
これはemacsを使う時に他のコマンド競合するのを防ぐのが目的
コンピュータの名前を変更する¶
サーバーに接続するときの名前を変更する
VPNなどの接続時に必要となる
特にJ-PARCなどは記号や文字数への縛りが厳しいから予め確認しておく
- システム設定→一般→共有
からローカルホスト名を任意の名前に変更
Airdropなどの際に表示される名前は
- システム設定→一般→情報
からコンピュータ名を変更すればいい
データ移行¶
icloudの場合、非常に簡単
- システム設定→apple ID→ログイン
で自身のapple IDでログイン - iCloud ->iCloud Drive→オプション
「デスクトップフォルダと書類フォルダ」にチェックイン
自動的にファイルが同期される
Macストレージの最適化はチェックを外しておくと楽
同期には時間がかかるから任意のタイミングで行う
不要なアプリを消す¶
ガレージバンド
pages
numbers
あたりはいらない環境設定→一般→ストレージ
から削除
下の方に表示される「音楽制作ライブラリ」も消しておくといい
ソフトウェアアップデート¶
いろいろ設定する前に最新のOSにしておくのが吉
必要最低限のアプリケーションをインストール¶
Google Chrome, logi option+ などなど
解析を始めるために¶
Xcode¶
app store でXcodeを検索 & インストール
xcode command line tools¶
terminal において、
xcode-select --install
を打つと、「command line tools」が必要と言われる
言われるがままにインストールする
念の為再起動しておく
パッケージ管理ソフトのインストール¶
自分はhomebrew
で管理している
サイトの通りのコマンドをterminal に貼り付けて実行
コマンドラインに出てくる通りに
echo '# Set PATH, MANPATH, etc., for Homebrew.' >> /Users/tak/.zprofile
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/tak/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
を実行する
root¶
brew install root
で完了
ここで勝手にpythonも入るはず、versionを確認しておくこと
同時にインストールされたpythonはrootと依存関係があるため、pythonからrootを使う際は注意が必要
自分の場合はなぜか+をつけてコンパイルすることができなかったため、最新バージョンを入れてみた。
brew uninstall root
brew install root --HEAD
で最新版(不安定版)が手に入る
python の環境設定¶
root をhomebrewでインストールすると勝手にphthonも入る
brew list
で確認可能
ライブラリが大量にある場合はbrew list | grep phthon
とでもして確認
このpythonはrootライブラリと紐づいているため、pythonからroot ライブラリをすぐに読み込める
ただしmacには標準でpythonが入っているため、ふたつのversionが競合する
そこでバージョンを確認したうえで混合しないように気を付けなければならない
LaTeX¶
論文などの文章作成ソフト
ここを参照
brew install --cask mactex
sudo tlmgr update --self --all
sudo tlmgr paper a4
emacs¶
コマンドライン上で動くテキストエディタ
brew install emacs
そのほか、便利なパッケージをインストールしておく
- terminalにて
emacs
を起動 M-x list-package
を入力
インストール可能なパッケージ一覧が出る- 欲しいライブラリにカーソルを合わせて
i
を打つ x
でi
マークの入ったパッケージをインストール
ここでは以下のライブラリを入れておく
jupyter lab¶
あらかじめnodeを入れておく
brew install node
pip3 install jupyterlab
でインストール
jupyter lab build
で依存関係解消
jupyter lab
で起動
Mathematicaの導入¶
頑張れば無料で使える
ここを参照
名大VPNの設定¶
ここを参照
eduroam設定¶
忘れがち。ここを参照
その他、便利になるアイテムたち¶
設定関係¶
Dockの位置、表示内容など
環境設定→テスクトップとDock
から色々設定できる
自分の場合、不要なアプリはすべて消しておく
左側に配置、自動的に非表示になるようにしているTerminal の見た目を変更する
terminal→設定→プロファイル→フォントを変更
全てのフォント、Monaco、レギュラー、16pt
キーボードtabにて
「メタキーとしてOptionを使用」に選択ニューバーのカスタマイズ
設定→コントロールセンター
でいろいろ設定できるスクリーンショットの保存先変更
アプリ一覧からスクリーンショット.appを起動
またはcmd+shift+5でアプリを起動
オプションを選択
保存先に任意のディレクトリを選択するウインドウの結合
デスクトップとDock→ウインドウとアプリケーション
書類を開くときはタブで開く:常に
にする読み上げの設定
論文を読んでいて発音のわからない単語や文章が出てきたら読み上げてもらえる
設定→アクセシビリティ→読み上げコンテンツ
言語:英語
選択項目を読み上げる:on
横の(i)を押してコマンドを確認
terminal関係¶
- ctrl-DでEOFになるのを防ぐ
echo 'export IGNOREEOF=10' >> $HOME/.zprofile
keynote関係¶
- ツールバーのカスタマイズ ツールバーで右クリック→ツールバーのカスタマイズ
- オブジェクトリスト
- 最前面
- 最背面
- グループ化
- グループ化解除
- ウインドウで再生 を追加する
よく使うであろう上付き文字、下付き文字は
cmd + ctrl + -
cmd + ctrl + +
でできる
アプリケーションのインストール¶
Magnet
ウインドウを気持ちよく配置してくれる
appstoreからCoteditor
軽量文章作成ソフト
appstoreからSlack
チャットアプリ、必須のはず
appstoreからTickTick
タスク管理アプリ
appstoreからHidden Bar
メニューバーに表示される煩わしいアプリアイコンたちを隠してくれる
appstoreからRunCat
かわいい
appstoreからMathpix
数式の書いた画像からtex形式に変換してくれる appstoreからLINE
いらないかも
appstoreからNotion
多機能メモアプリ、使いこなすのは少し難しい
ブラウザからMx Power Gadget
CPUの温度とか稼働率をモニターしてくれるかっこいいやつ ブラウザからSpotify
音楽聴きたい
ブラウザからMendeley Desktop (Mendeley Refernce Manager)
文献管理ソフト
bibtexとかを勝手に作ってくれるから楽
ちなみに有料でよければpaperpileの方が使いやすい
個人的には旧ソフトのMendeley Desktopの方が多機能で使いやすい
名大生なら学生版ライセンスを使える(ここを参照)
ブラウザからDeepL
これがないと英語よめない
ブラウザからMicrosoft Word, Excel, PwerPoint, OneDrive
名大機構アカウントで使える 特にOneDriveがひとり5TBも使えるらしいから使って損はないかと
appstoreからkarabiner-elements
キーバインドを自由に決めれる
brew install karabiner-elements
skim
軽量pdfビュアー
ファイルが更新されると自動で再描画してくれるため、latexとの相性がいい
brew install --cask skim
Google Drive
使ってる人は入れる
brew install --cask google-drive
NextCloud
φ研のクラウドはこれで見れる
brew install --cask nextcloud
サーバー:https://nuss.phi.phys.nagoya-u.ac.jp/nuss
ブラウザにて認証を求められるため、ユーザー名とパスワードを入力して完了
アプリの設定から同期するディレクトリを選択しておくと便利Box Drive
理研のクラウドはこれ
brew install --cask box-drive
zoom
ウェブ会議システム
brew install --cask zoom
アプリをインストールしたのち、
システム設定→プライバシーとセキュリティ→画面収録→zoom.usを許可
これをしておかないと画面共有したい時にアプリ再起動が必要
そのほか便利ツール¶
DeepL Write
英文校正してくれるgrammarly 同じく英文校正、プラグインが便利 app storeから
connected paper 任意の論文に関係する論文を視覚的にグラフ化してくれる
表示される内容はほとんど引用文献っぽいelicit
いい感じに論文の要約をしてくれる
ちょっと雑いPerplexity
検索内容を文献付きで要約してくれる
Xcode アンインストールのメモ¶
可能な限りxcodeを使わずにcommand line tools だけで環境構築したかったが、rootをインストールするタイミングでXcodeを要求されたため、Xcodeを無事インストールすることにした 以下はいろいろ四苦八苦した際のメモ
アプリの削除はmission controlから消すだけじゃダメらしい。
~/Library/Caches/com.apple.dt.Xcode
~/Library/Developer/CoreSimulator
~/Library/Developer/Xcode
.//HTTPStorages/com.apple.dt.Xcode
たちを消す
調べると以下も消せと書いてあるが、見当たらなかったのでパス
~/Library/Application Support/Xcode
~/Library/Preferences/com.apple.dt.Xcode.plist
#final update
!echo final update
!date '+%b %d %Y (%a)'
final update 5 18 2023 (木)